片頭痛のときは
東京・日本橋小伝馬町でからだのエネルギーを巡らせて健康で若々しいこころとからだをつくるプライベートリラクゼーションサロンをやっています。みなさま こんばんは。ブリリアンドロップ大石です。
なんだか台風が来るとか来ないとか、空模様が慌ただしい季節ですね。
せっかくの連休もぐずつくとか...庭仕事をしようかと思っていましたが、これは...水泳トレーニング日和♪天気に左右されない趣味に感謝です!
先日ご来店のO様は天気頭痛にお悩みでした。もうすぐ雨が降る!と分かるほど敏感なのだそう。それに加えて一日中PCワークで首こりがお辛らそうなんです。毎回。
この日もズキズキするような吐き気も少しあるような...いわゆる片頭痛。
ところで頭痛には2種類あるのはご存じですか?
〇緊張型頭痛→交感神経が優位になっていて血管が縮むことで締め付けられるように広範囲に痛みが出る
〇片頭痛→副交感神経が優位になっていて血管が拡張することで脈を打つようにズキズキ痛む
どちらの頭痛なのかによって対処法が変わります。
緊張型頭痛の場合は、温めて縮まった血管を広げリラックスすることで副交感神経を呼び覚まして自律神経のバランスを取ります。目元や首元、肩などを温めるといいです。
片頭痛の場合は、冷やして拡張した血管を鎮め薄暗い部屋で休むといいです。痛む場所をタオルや保冷剤で冷やすのがおすすめです。
サロンで人気の【経絡ドライヘッドスパ】は緊張型頭痛の方には向きますが、片頭痛の方にはおすすめしません。刺激を与えることで痛みが増してしまうからです。
そこでO様におすすめしたのが、【フットセラピー】です。
フットセラピーとは、運動生理学に基づき、足つぼ療法とリフレクソロジーを融合したものです。
いわゆる足裏マッサージはリラックス作用が高く、みなさまもウトウトと眠ってしまった経験もお有りだと思います。片頭痛は副交感神経が優位なのに、さらにリラックスを促したら痛みがひどくなるのでは?と思われるかもしれません。
フットセラピーは脳の中でも間脳を調整することを目的としています。
脳の中心付近に「視床」と「視床下部」がありこれを間脳を呼びます。主に自律神経のコントロールをしています。
視床下部は自律神経の中枢として内分泌腺の分泌を行ったり内臓の働きを調整し、体温調整や睡眠、消化、水分の調整などを行っています。
間脳には主に頭や顔の働きを司る12対の脳神経の管が出入りしています。
この部分を調整することを目的としているフットセラピーは、自律神経の乱れによる不調に持って来いなのです。
ですからO様の場合は、
まずフットセラピーで間脳調整。フットセラピー中は冷やしたアイピローを目元に乗せて。
ズキズキ感が無くなったのちに経絡ヘッドマッサージをしました。
お帰りの際は顔色も良く、頭痛も無くなったとのことでホッとしました。
わたしも頭痛持ちなのでその辛さはよ~く分かりますから。
台風シーズンの到来でいつもより頭痛を感じる方も多いと思います。冷やすのか温めるのか、くれぐれも間違わないようにご自身の頭痛の特徴をぜひ観察してみてくださいね。
ブログ内でもサロンの紹介をしています。