質の良い睡眠のためにできること
東京・日本橋でプライベートリラクゼーションサロンをやっています。みなさま こんばんは。ブリリアンドロップ大石です。
9月に入りましたがまだまだ残暑厳しいですね。ピーク時から比べれば涼しくなってきていますけれども。。。暑さが和らぐ今時分に体調を崩すことが多いので、質の良い睡眠と消化の良い食事、軽い運動で疲れをため込まないようにしましょうね。
『睡眠時間は何時間?』カウンセリングで必ずお伺いしています。
8時間きっちり寝ています!(理想的♪)
6時間は取っているつもりでも子供の夜泣きで中断されます(お子様が具合が悪い時は夜じゅうグズグズしちゃうときもありますね(T_T)
4時間で頑張ってます(ショートスリーパーの方もいらっしゃいますよね)
睡眠時間より質が大事ともいわれていて、個人差もあるのでこれが正解!という答えはありませんね。生活のリズムはどんな感じかな?という意味合いでお伺いしています。
お客様の中には、寝つきが悪い 途中で目が覚める というお悩みを抱えている方もいらっしゃいます。
その方にあること試していただいた結果、久しぶりに深く眠ることができたとのこと。
どんなことをしたのか?一部をご紹介します。
それは運動生理学に基づいた「ゆらし」のテクニックです。
起きているときは交感神経が優位にあり、からだはシャキッとして目からの情報を脳がキャッチしやすくなり、全身に血液を送るため心臓の動きが活発になります。
リラックスしているときは副交感神経が優位になり、筋肉はゆるみ、心臓の動きはゆっくりになり消化器官の動きが活発になります。
睡眠時は副交感神経が優位な状態となっています。
そして質の良い深い睡眠時はからだの深部体温は低い状態になっているんです。
この体温の調整は自律神経が行っているのですが、バランスが崩れていると体温調整がうまくいかずになかなか眠れない すぐに目が覚めるといった状況に陥ります。
ですから、体温調整しやすいように、入眠しやすいように、誘導すればいいのでは?と考えました。
1.夕食を目標睡眠時間の3時間前までにすませ
2.食休み1時間後に入浴し(熱すぎるお湯は逆効果なので40度くらいがよい)
3.軽いストレッチなどをして体を動かす
すると体温が上昇し手足の抹消まで温かくなります。その後横になると手足の抹消から徐々に放熱されて体の深部体温がさがります。
きっちりやろうと思うとそれがストレスになってしまうので、
消化によい食事にしよう 温かい食事を摂ろう シャワーじゃなくてなるべく入浴しよう などほどよく実践してもらいました。
そして寝る前の軽い運動は、
むか~し流行った「金魚運動」(これを知っている人は40代以上の方かな?ぶら下がり健康法とかもありましたね)。
金魚が泳ぐように体を横方向へゆらすんです。「ゆりっこ」とかいう器具に足を乗せて、器具が左右にスイングするので腰を起点にからだもゆらゆらとスイング、というような器具、今もあるみたいです。
なぜこの「ゆらし」が眠る前の軽い運動に適しているかというと、金魚運動の揺れの起点になる腰には『仙骨』という脊柱(背骨)の下部にあたる骨があります。これを起点にからだが揺れる=脊柱(背骨)が揺れるということ。
自律神経は脳から背骨を通って全身に張り巡らされているので、背骨を柔軟に動かすことで神経の伝達がスムーズにできるようになります。
交感神経優位から副交感神経優位へスムーズに移行できれば、質の良い睡眠が取れますね。
ゆりっこをお持ちでない方(ほとんどの方がお持ちではないかと(^^;)でも大丈夫♪
セルフで体を左右にスイング♪で十分です。そのときは仰向けで膝を立てて腰(仙骨)を床方向にやや押し付けるようにすると気持ちよくスイングできます。
Let's swing!
サロンではあと2つ、ゆらしのセルフケアをお伝えしていますよ。
トリートメントにもゆらしのテクニック、取り入れています☆
夏限定コースは9月14日までです。
ブログ内でもサロンの紹介をしています。
最後までお読みくださりありがとうございました。